fxopen(エフエックスオープン)は、2005年からサービスを開始した古株の海外FXブローカー。でも。日本向けにサービスを展開して日が浅いので、まだまだ国内の知名度は低いといえます。
- fxopenは本当に開設する価値はあるのか
- fxopenは使いやすいブローカーなのか
- fxopenの評判やトレーダーからの評価はどうなのか
- fxopenは本当に信頼できる業者なのか
など、安全面やユーザーからの評価を気にする人も多いです。
そこで今回の記事では、fxopenに関する情報をまとめておきました。fxopenはあなたが口座開設するべきブローカーなのか、メリットやデメリットなども含めて説明していますので、ぜひ口座開設前の参考にしてみて下さいね。
fxopenの特徴とは
fxopenは国内ではあまり聞きなれないFX事業者ですが、どのような特徴があるのかまとめてみました。
- 海外FX口座の中でもかなりの老舗
- 最大レバレッジ500倍
- ECN口座の取引手数料がとにかく安い
- 取引制限がほぼない(EA使用可、スキャルピング可など)
- MT4環境が使える
- PAMM口座を利用できる
- 日本人向けサービスが追いついていない
- 口座開設やサポートの問い合わせが英語
- 出入金に手数料がかかる
- ゼロカットシステムがない
それぞれ、細かくメリットやデメリットに分けて詳細に解説を行っていきます。
fxopen:7つのメリット
まずはfxopenにおけるメリットについて紹介していきます。
- 海外FX口座の中でもかなりの老舗
- ECN口座の取引手数料がとにかく安い
- 最大レバレッジ500倍
- 取引制限がない
- 最低入金額は10万円(約1000ドル)
- MT4環境を利用できる
- PAMMアカウントがある
fxopenは他の海外FX業者が提供しているECN口座と比べても、特に手数料が抑えられ金融ライセンスの保有もあるので信頼度の高いブローカーの1つといえます。
①海外FX口座の中でもかなりの老舗
fxopenは2005年からのFXに関するサービス運営歴がある業界では古株の事業者です。
金融ライセンスを2ヵ国(イギリス・オーストラリア)から取得しており、信頼性も担保されているブローカーといえます。
特に最も審査が厳しいイギリスの金融機関FCAからライセンスを取得している点は評価されるべきですね。
②ECN口座の取引手数料がとにかく安い
fxopenはECN口座の取引手数料が安いです。
取引手数料が海外FXのECN口座の中でも最安クラスですし、スプレッドも相当低いレベルで安定しています。海外FXのECN口座では取引ごとにスプレッドと取引手数料が発生します。
ECN口座はトレーダーの注文があった時点で即座に実行されるので、トレードにおいてFX事業者が間に入らないので透明性が高い取引が実現できます。
10万通貨あたり取引手数料の目安は以下の通りです。
fxopen | 0.25pips |
AXIORY | 0.60pips |
Titan-FX | 0.60pips |
fxopenの取引に発生する手数料は、口座の残高や毎月の取引手数料で変わってきますが、どれだけトレードしても取引1回につき0.25pipsです。
つまり、海外FX業者のECN口座の中でも最も狭い水準ということになります。
手数料は取引量によって変わる
fxopenのECN口座での手数料は、口座残高と毎月の取引量次第で大きく変わります。
最小で0.15pipsです。ただ、手数料を安くするには相応に口座の残高も多くないといけませんので、ハードルはかなり高いといえます。
0.15pipsにするには2500万円以上の残高(証拠金)が必要になってしまいます。
- 取引手数料:0.18pips:口座残高25,001ドル以上(およそ250万)
- 取引手数料:0.15pips:口座残高250,001ドル以上(およそ2500万)
取引量では250万通貨を超える量を取引しないといけません。
- 取引手数料:0.18pips:1ヶ月につき2500万通貨以上のトレード
- 取引手数料:0.15pips:1ヶ月につき2.5億通貨以上のトレード
最も低いレベルである0.15pipsを狙うには、あまりにも高い壁が立ちはだかっています…。
なので、まずはじめは取引手数料は0.25pipsとして捉えておいた方が良いでしょう。
次にスプレッドに関しても他のブローカーに比べても最狭の水準を誇っています。
fxopenにおける平均スプレッドは以下の通りです。
fxopen | AXIORY | Titan-FX | |
ドル/円 | 0.30pips~0.55pips | 0.40pips~1.00pips | 0.60pips~1.20pips |
ユール/円 | 0.70pips~0.95pips | 0.70pips~1.30pips | 0.90pips~1.50pips |
豪ドル/米ドル | 0.70pips~0.95pips | 0.30pips~0.90pips | 0.70pips~1.30pips |
ユーロ/米ドル | 0.30pips~0.55pips | 0.40pips~1.00pip | 0.30pips~0.90pips |
ポンド/米ドル | 1.00pips~1.25pips | 0.80pips~1.40pips | 0.70pips~1.30pips |
fxopenではほとんどの通貨で相当低いスプレッドなのがわかります。
取引手数料まで含めて考えると、他の海外FXブローカーよりもコストを抑えてトレードが実行できる可能性が高いです。
NYTimeでスプレッドはより狭く(低く)なる
トレードが盛んな時間帯であるNYタイムではさらにスプレッドが狭くなります。
fxopenは使い方次第でかなりコストを控えられます。
- 夏場のNYタイム:日本時間の21時~翌6時
- 冬場のNYタイム:日本時間の22時~翌7時
上記の時間帯は市場参加者が多くマーケットが活発に動くので、スプレッドもタイミングによってさらに狭くなります。
③最大レバレッジ500倍
fxopenは500倍までレバレッジをかけてトレードができますが、レバレッジの幅としては海外FX業者の中では平均的です。
他社の中にはFBSのように3000倍のレバレッジまでかけられるブローカーもあります。
大手の業者のレバレッジを確認しておきたい人はコチラの記事も参考にしてみて下さい。
④取引制限がない
fxopenではトレードにおける制限がないので、スキャルピング、指標トレード、EA利用、大きなlot注文などあらゆる取引が可能です。
海外FXブローカーの中には、スキャルピング禁止やEA(expert adviser)禁止、ある基準以上の大型取引の禁止などのルールが決められているケースがありますが、そのようなリミットはfxopenには一切ありません。
- 指標取引OK
- いつでもスキャルピングトレード可能
- EAなどによる自動売買(システムトレード)可能
- 大量注文も問題なし
取引制限がほとんどないfxopenでは、あなたの思い描いたような取引がきっとできるはず。
fxopenのサーバーが設置されている場所は、アメリカニューヨークのEquinix NY4金融データセンターです。Equinix NY4は世界でも群を抜いた強靭なサーバーをアピールポイントにしており、大手の金融ファンド、取引プロバイダーなどが多く利用しています。
まさに世界トップレベルの強靭なサーバーなので、大量のアクセスがあってもダウンすることなく動き続けられます。
だからこそ、トレーダーの要望に応じたどんな取引にも対応できてしまうわけです。また、サーバーが強いので、約定力も高くスムーズ、スリッページも起きづらいのが特徴です。
⑤最低入金額は10万円(約1000ドル)
fxopenはECN口座を開設して初回に必要な入金額は10万円(約1000ドル)です。
海外FXでNDDのECN口座で最も低い手数料&制限なしで取引可能なことを考慮すると、リーズナブルだといえます。
10万円の証拠金(資金)を準備するのが大変という人は、ECN口座ではなくSTP口座を検討してみるのも有効です。
STP口座なら初回の最低入金額はわずか10ドル(約1000円)からできますからね。
⑥MT4環境を利用できる
MT4(メタトレーダー4)は世界シェアトップのFXプラットフォームです。MT4環境では、EA(expert adviser)という自動売買ソフトウェアも使えます。
MT4のプラットフォームは人気があり、他のFX業者でも採用されていますがfxopenもその1つということです。
参考:MT4の特徴について
その他にもfxopenではMT5、Apple iOS (iPhone/iPad)、ウェブトレーダーなどのプラットフォームも併せて利用可能です。
⑦PAMMアカウントがある
fxopenは2019年2月よりPAMM口座(PAMM ECN Accounts)の提供をスタートしました。
PAMM(パム)とは、Percentage Allocation Management Moduleの略語で、マネージドアカウントの一種です。
PAMM口座では他のトレーダーにあなたの資金を運用してもらい、その運用した結果だけを自分の口座に反映させることができます。これはいわゆるコピートレードと呼ばれている取引です。
コピートレードとの違いはPAMMの方が審査が厳しくより細かい設定ができる点です。より厳しい審査を設けているPAMMの方がトレーダーはより安心して使えます。
PAMM最大のメリットは、やはり運用に自信が持つトレーダーあるいはシステムに取引を任せられるところ。
他人任せになりますが、リスクを減らせる運用手法といえます。それに、自分がトレードをしないので時間を割く必要がありません。まるで投資信託のようなイメージですね。
初期投資1,000ドルあれば誰でもPAMM口座を利用できます。
fxopenの口座タイプは5種類
fxopenで利用できる口座の種類は5パターンあります。
- ECN口座
- STP口座
- Crypt口座
- Micro口座
- デモ口座
fxopenを使う利点を活かすなら、やはりECN口座がベストなのですが、他の口座もチェックしておきましょう。
①ECN口座
最大レバレッジ | 500倍 |
初回最低入金額 | 1000ドル以上(約10万円) |
最小取引単位 | 1000通貨 |
最大取引lot | 上限なし |
ロスカット水準 | 50%(証拠金維持率) |
プラットフォーム | MT4、MT5など |
取扱銘柄 | 70種類以上 |
注文方式 | NDD(ECN)型式 |
その他 | EA可、スキャルピングトレード可、指標取引可 |
ECNはElectronic Communications Networkの略語で「電子取引所取引」を意味します。
ECN口座はトレーダーからの注文をそのままインターバンクへ流し、コンピューター処理でマッチングされる仕組みです。
つまり、国内FX業者のように業者が仲介して取引をしません。また、FXで利用できる通貨ペア以外にも、日経225などの主要先進国の株式指標、原油も同様の口座で取引が行えます。
ECN口座は海外FXならではの口座タイプといえますね。
②STP口座(スタンダード口座)
STP口座の特徴は以下の通りです。
最大レバレッジ | 500倍 |
初回最低入金額 | 10ドル~ |
最小取引単位 | 1000通貨 |
最大取引lot | 上限なし |
ロスカット水準 | 30%以下(証拠金維持率) |
プラットフォーム | MT4、MT5など |
取扱銘柄 | 50種類以上 |
注文方式 | NDD方式 |
その他 | EA可、スキャルピングトレード可、指標取引可 |
そもそもSTPとはStraight Through Processingの略語で「直結」という意味。
注文から約定までのプロセスをシステムで自動処理してくれるのが特徴です。こちらもECNと同じくNDD方式(ディーラーが仲介しない)の取引で透明性の高さがメリットになります。
STP口座は海外FX業者を介してリクイディティプロバイダー(LP)から提示してくる最適なレート(一番安いものにスプレッドを上乗せしたもの)とマッチングされます。
メリットは主に3点あります。
- 約定力が高い
- 取引手数料が無料なことも多い
- 最低入金額が安い
STPは海外FX業者が提携するLPの数やクオリティに左右されますが、たいていの海外FXブローカーは主要な金融機関からレートの提示を受けるため、約定力は非常に高いです。
それに取引手数料も無料で、マークアップされたスプレッドだけがコストになります。また、最低入金額もかなり抑えられる点もメリットの1つといえます。
③Crypt口座
Crypt口座の特徴は以下の通りです。
最大レバレッジ | 3倍 |
初回最低入金額 | 10ドル~ |
最小取引単位 | 1000通貨 |
最大取引サイズ | 制限なし |
ロスカット水準 | 証拠金維持率の15%以下 |
プラットフォーム | MT4、MT5など |
取扱銘柄 | 24種類以上 |
注文方式 | NDD(ECN)型式 |
その他 | EA可、スキャルピングトレード可、指標取引可 |
Cryptとは「暗号」を意味します。ですから、Crypt口座は他の海外FX事業者の中では珍しく、ビットコインやライトコイン、イーサリアムなどの暗号通貨がトレードできる口座でもあります。
最大レバレッジ3倍なので物足りないかもしれませんが、ビットコインなどを取引できるので、通常の通貨取引とはまた違った経験ができます。
一般的なFX取引は土日にマーケットがクローズして取引ができなくなりますが、Crypt口座の暗号通貨トレードなら土日も含めて24時間取引可能です。
④Micro口座※DD方式
Micro口座の特徴は以下の通りです。
最大レバレッジ | 500倍 |
初回最低入金額 | 1ドル~ |
最小取引単位 | 10通貨 |
最大取引サイズ | 100万通貨 |
ロスカット水準 | 10%以下(証拠金維持率) |
プラットフォーム | MT4、MT5など |
取扱銘柄 | 28種類以上 |
注文方式 | DD型式 |
その他 | EA可、基本通貨はUSD(ドル)のみ |
Micro口座は基本的にスタンダード口座と同じスペックですが、取引量がとにかく小さい口座タイプです。
たとえば、10,000円以下でトレードをはじめたい人やFXの練習としてお試し感覚で取り組みたい人に向いています。
また、注意すべきポイントは少額取引が可能なMicro口座は、NDD方式ではなくDD方式を採用しています。つまり、取引がFX業者の人間を介してインターバンクとの取引を行うタイプの取引ということです。DD方式は国内FX業者で見られます。
Micro口座は最低入金額が1ドルからOK。そして、10通貨から取引できるので少額取引に向いています。FXをはじめたばかりの初心者が練習として使うには最適な条件だといえます。
ただ、注文方法が国内FX業者と同じDD方式で、スキャルピングや指標取引はNGなのがデメリットです。
また、口座通貨がUSD(ドル)のみ対応なので、損益の計算、出入金の計算がちょっと面倒になりがちです。
デモ口座※不定期でコンテスト開催あり
fxopenにはデモ口座もあり、不定期ですがコンテスト「The Lord of the Crypt」を開催しすることがあります。内容は、利益率上位10名に入れば賞金総額3,000ドル(約30万円)を獲得できるというもの。
デモ口座ではありますがトレードに本気になれるイベントですね。ただ、あくまで不定期で実施されているので、常に行われているわけではありません。
fxopenに関する疑問点|信頼できるブローカーなのか
やはりfxopenは日本ではあまり知られていない海外FXブローカーなので「本当に信頼のおける業者なのか」と不安に思う人も多いはず。
もちろん利用する事業者は慎重に選ばないといけませんからね。
fxopenに関して信頼面で特筆すべきは以下のポイントです。
- 金融ライセンスを取得している(イギリス、オーストラリア)
- 信託保全があり100万円まで保証してくれる
それぞれ確認しておきます。
金融ライセンスを取得している(イギリス/オーストラリア)
日本人に向けたFX口座開設は、FXOPEN Markets.Ltdというfxopenの子会社がサービスを行っており、セントクリストファーネイビスという国の金融ライセンスを取得しています。
ライセンスは地域によって取得の難易度は変わってきますので、より審査が厳しいエリアのライセンスを保有している方が信頼度は上がります。
たしかにネイビスの金融ライセンスは正直マイナーなものなのですが、
fxopen Markets.Ltdの親会社であるFXOPEN.Ltdは、特に取得難易度が高いイギリスのFCA(Financial Conduct Authority)から発行されたライセンスを保有しています。
最も審査が厳しいライセンスなので、信頼度もかなり高いと断言できます。
もし、グループ会社のFXOPEN Markets.Ltdでトラブルがあったときには、もちろん親会社のFXOPEN.Ltdがバックにいて、さらにその後ろ盾としてFCAが存在しているので安心です。
※FCAライセンスを取得している海外FXブローカーはこちらです。
- XMTrading:詳細を見てみる
- HotForex:詳細を見てみる
信託保全があり100万円まで保証してくれる
fxopenはThe Financial Commissionという機関に所属しており、最大1万ドル(約100万円)の信託保全の準備があります。
万が一、fxopenが破綻しても1万ドルまでなら口座にお金が戻ってくるわけです。
信託保全は国内FX業者は法律でトレーダーの資金を守るため義務化されていますが、海外FX業者では義務化されていません。
なので、海外FXブローカー選びでは信託保全がしっかり機能している業者を選ぶのも大事です。まさに信託保全は信頼性に結びつく指標といえます。
満額保証されているわけではありませんが、信託保全が導入されている状態を考慮すると、fxopenは信頼できるブローカーといえます。
※信託保全でトレーダーの資金を満額保証している海外FXブローカーはこちらです。
fxopen:4つのデメリット
fxopenを使う上で注意しておきたいデメリットは4つあります。
- 日本語サポートが整っていない
- 出入金に手数料が発生する
- 強制ロスカットの水準が高い
- ゼロカットシステムがない
それぞれ確認していきます。
①日本語サポートが整っていない
やはり一番不便なのは日本人に対するサービスが整っていないところ。
fxopenの公式ページを見てもわかりますが、すべて英語表記で日本語は一切ありません。もし、口座開設やトラブルについて問い合わせる場合は、ある程度英語ができた方が良いでしょう。
海外FX初心者にとってはなかなかハードルが高い環境だといえます。
- 英文を読むことに抵抗がない人
- Google翻訳を使いながら利用してもOKな人
こういった人なら検討してもいいですが、初心者だと口座開設からつまづく可能性があるので、やはり日本語対応がある業者の方が安心できますね。
日本語サポートを重視したい人はコチラの記事も参考にしてみて下さいね。
②出入金に手数料が発生する
入金方法 | 手数料 | 入金額 |
海外銀行送金 | 30ドル | 制限なし |
クレジットカード | 2.5% | 1ドル~(制限なし) |
ビットコイン(BTC) | 無料 | 0.001BTC~0.1BTC |
Webマネー | 0.8%(最大で50ドル) | 1ドル~(制限なし) |
fxopenは出入金に手数料が発生するのもデメリットの1つといえます。出入金の手数料は無料にしている海外FXブローカーは多いですからね。
fxopenの出入金方法には4つのパターンがあります。※現在はNeteller(ネッテラー)という送金サービスが使えなくなっているので、実質的にはクレジットカードと仮想通貨での入金しかできない状態です。
- クレジットカード
- 海外銀行送金(現在使用不可)
- 仮想通貨
- Webマネー
クレジットカードが使えるので、お金の出し入れは手軽にできる点は良いのですが…やはり出入金の際に手数料がかかるのはちょっともったいないです。
手数料を無料にしているブローカーが多いので、他社と比較すると出入金で手数料がかかる点は大きな欠点になってしまいます。
ただ、仮想通貨での入出金もできるので、海外FX業者の中でもビットコインのまま両替不要で利用できる点はfxopenの大きな特徴といえます。
<fxopenで対応している入金方法>
Bitcoin、Ethereum、fasapay、Litecoin、MasterCard、NetBanx、Neteller、OKPAY、Paysafe、Payza、Perfect Money、QIWI、Skrill、VISA、WebMoney、Yandex.Money、デビット・カード、中国銀聯 UnionPay
③強制ロスカット水準が高い
fxopenは強制ロスカットの水準が証拠金維持率50%を切ると発動します。このリミットは他の海外FX業者と比較してもやや高めなので注意しましょう。
上記を確認するとfxopenのロスカット水準の高さがわかります。
特にiForexは証拠金維持率が0%、一度でもポジションを持てばロスカットされることはありません。つまり、ボラティリティの激しい通貨を保有していてもロスカットされずに済みます。
④ゼロカットシステムがない
fxopenにはゼロカットシステム(マイナス残高の損失補填)がないので、もし口座残高がマイナスになるとその分を借金として背負うことになります。
ハイレバレッジだからといって高額トレードを行えば、もちろん大きく勝てる可能性もありますが、負けてしまうとかなり大きなリスクがあるので注意が必要です。
ゼロカットシステムがある海外FX業者は多いので、もしハイレバレッジでトレードをしたい人はそちらで口座開設をした方が安心です。
こちらの記事でもゼロカットを採用している海外FXブローカーをまとめています。
>>ゼロカットシステムがある海外FX業者
もしゼロカットシステムがあれば、どれだけ大損してもマイナス残高になることはありません。正確にいうと、マイナスになっても業者側がマイナス分をすべてカバーしてくれます。
fxopenで得られるボーナスやキャンペーン
fxopenでは「新規STP口座開設ボーナス」(未入金ボーナス10ドル)と「Micro口座専用の入金ボーナス」(入金ボーナス1ドル)があります。
STP口座専用の未入金ボーナスは、fxopen公式HPから申し込み→STP口座を開設→携帯電話でSMS認証を行うことで10ドル分(約1,000円)のボーナスを受け取れます。
また、Micro口座の開設では入金するだけで1ドルのボーナスが受け取れますが、STP口座の開設で10ドルを受け取っていると、重複してボーナスを得ることはできません。
期間限定キャンペーンを定期的に行っている
fxopenでは不定期ですが期間限定キャンペーンを行うこともあります。
たとえば、2020年4月~2020年6月まで「取引手数料半額ボーナスキャンペーン」を実施しています。最狭スプレッドECN口座の取引手数料が格安な状態になっています。
また、ブラックフライデーキャンペーンとして5%の入金ボーナス、あるいは取引手数料キャッシュバックが行われたこともあります。
>>fxopenの公式サイトを見てみる
fxopenの口座開設方法
fxopenの口座開設方法について簡単に紹介しておきます。
「え、英語ができないと口座開設できないんじゃ?」と思ったかもしれませんが、口座開設はしっかり日本語ページが準備されています。
fxopenの口座開設は以下の5つ。
- アカウント作成
- 口座開設ページへアクセス
- 個人情報を登録
- 身分証明証をアップロード
- 審査が通るのを待つ
まずfxopenは口座開設前にアカウント登録が必要です。eWallet(電子ウォレット)という取引口座とは違うアカウントを作っておき、その後に取引口座を作成します。
登録ページに関しては日本語に対応しているので、そこまで大変ではありません。(部分的に英語の表記が出てきますが…)
まずはfxopenの規約にチェックを入れ、【メールアドレス】、【携帯電話番号】、【パスワード】を登録します。これだけで簡単にアカウントの発行が完了します。
次のページで表示されるeWalletのPIN codeは入出金などの場面で入力が必要なのでしっかり記録しておきましょう。
次に、登録したメールアドレスに送られてくるURLから口座開設ページへアクセスし、メール認証を行いパスワードとIDを使ってログインを行いましょう。
fxopenの会員ページへログインした後は、あなたの個人情報(生年月日や居住地など)を登録していきます。
個人情報の登録が完了したら、本人確認書類のアップロードを行います。
必要なものは写真付きの身分証明証(パスポートや運転免許証)です。
以上で申請は終わりなので、あとは審査が通過するのを待つ(最短で1営業日)だけです。日本語ページで申請できるので、迷うようなことはありません。
fxopenの評価や評判を調べてみました
@junalab Instaforex(申込時のサーバ選択によるかも)、FxOpenは小数点以下2桁です。どちらも、良い評価ばかりの業者というわけではないですが、私はさほどの不満なく使えています。
— 若葉マーク (@fx_green) August 18, 2011
しかし、IC Marketsに資金が集中しすぎているので近日中にまた別の業者にも分散させるべきなんだけれど(ここはnegative protectionないし)、いいとこ見つけるの大変・・・少し前まで使ってたFXOpenでいいかな。。。
— 春 (@KoichiTakizawa) September 14, 2016
tradeviewはレバ200だし100%でロスカットされるし、そういう意味ではFXOPENのがいいんだけど入出金が面倒なんですよね・・・
— 焼き鳥総長(やけてない) (@yakitoribit) July 3, 2019
評価については「可もなく不可もなく」といった印象を受けます。入出金する際に手数料が発生するので、その点は不評のようです。
海外のトレーダーの評価
FXの掲示板サイトForexPeaceArmyで海外のトレーダーからの評価をチェックしてみました。評価は5段階の中で3なので、平均より低めといったところでしょうか。
「出金手続きでトラブルがあったので問い合わせたけど、スタッフの対応が親切ではなかった。」など、出金に関する不満の声が目立っています。
その一方で、「ボーナスも豊富で7年以上使い続けている」「8年以上トレードしている、fxopenは最も信頼のおけるブローカーだ」などの高い評価もあります。
fxopenの会社概要
fxopenの会社情報はこちらです。
設立 | 2005年 |
拠点オフィス | ロシア、セントクリストファーネイビス |
所在地 | P.O. Box 590, Springates East, Government Road, Charlestown, Saint Kitts And Nevis |
正式名称 | FXOPEN market Limited |
お問い合わせ | sales@fxopen.com, +7-499-346-0960 |
金融ライセンス | ASIC(オーストラリア)FCA(イギリス) |
プラットフォーム | MT4、MT5、WebTrader |
Googleマップ |
fxopenは2005年に運営を始めた金融会社。一般的なFXで使用される通貨はもちろん、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨を取引することも可能です。
15年以上の運営歴があるので、一定の信頼性はあると判断できますね。
まとめ:fxopenはFX経験者向け
まだまだ知名度の低いfxopenですが、ユニークな特徴があることがわかりました。
他の海外FX業者に比べて取引手数料などが安い点に加え、約定力の強さがあるのでスキャルピングトレードなどには向いてるといえます。
また、イギリスとオーストラリアからの金融ライセンスも取得しているので信頼性は高いブローカーです。
fxopenが向いている人は以下のようなタイプの人です。
- 取引にかかるコストをとにかく抑えたい人
- 取引制限がない環境(EA可、指標トレード可、スキャルピングトレード可、大量lot購入可など)でトレードしてみたい人
- 取引環境が英語でも問題ない人
fxopenの特徴はFX経験者であれば最大限に生かせるでしょう。また、完全な日本語対応ではないので英語に苦手意識がある人にはあまり向かない環境です。
>>fxopenの公式サイトを見てみる
fxopenが向いていない人は以下のような人です。
- 日本語サポートがしっかりあった方が良い人
- 日本人トレーダーが多い環境でFXをしたい人
- ゼロカットシステムがないので心配な人
- 海外FXがはじめての人
「これからFXをスタートする人」や「日本語サポートが徹底的に整備されていて安心できる業者を選びたい人」「はじめは日本人トレーダーからの支持が多いブローカーを選びたい人」は、ひとまず他の業者も含めて検討してみるといいですね。