国内FX業者にはない超ハイレバレッジを実現できるのが、海外FX最大のメリットの1つ。
国内のFX事業者だと日本の法律があるので、最大でも25倍までのレバレッジしかかけられません。
その一方で、海外FXブローカーなら100倍~500倍はもちろん、3000倍のレバレッジをかけてトレードできる業者すらあります。
でも…
- どの業者もレバレッジが高いけど、結局どこがいいの?
- そんなにレバレッジが高くて違法じゃないのか?
- ハイレバレッジだとリスクも高いよね?
こういった点を心配している人もいますよね。
そこで今回の記事では、そんな気になる疑問を解決できるものになっています。
もし、あなたが「これから海外FXを始めようか迷っている」「レバレッジが高い海外FXのブローカーと特徴を知りたい」と考えているなら、ぜひ参考にしてみて下さいね。
海外FXブローカー14社のレバレッジを比較
まずは、ハイレバレッジで取引できる海外FXの事業者をまとめておきます。最高レバレッジはFBSの3,000倍です。
海外FX業者 | 最大レバレッジ | 初回入金額 |
FBS | 3,000倍 | 10,000円 |
Gemforex | 1,000倍 | 100円 |
is6com | 1,000倍 | 100円 |
XM Trading | 888倍 | 500円 |
Tradeview | 500倍 | 10,000円 |
TradersTrust | 500倍 | 10,000円 |
Titan FX | 500倍 | 20,000円 |
Land FX | 500倍 | 10,000円 |
HotForex | 500倍 | 500円 |
iForex | 400倍 | 10,000円 |
Axiory | 400倍 | 20,000円 |
IFCMarkets | 400倍 | 10,000円 |
DealFX | 400倍 | 10,000円 |
FXDD | 500倍(注:ゼロカット無し) | 20,000円 |
どの事業者も日本国内の最高レバレッジ25倍をはるかに上回るレバレッジの倍率なのがわかりますね。
では、次に海外FX業者ごとに特徴をまとめていきます。
FBS(エフビーエス)※レバレッジNo.1
最大レバレッジ | 3,000倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
海外FXブローカーの中でも最大のレバレッジを誇るのがFBSです。FBSは口座の残高によって、レバレッジが規制される仕組みになっています。
口座残高(有効証拠金)が20,000円(約200ドル)までは3,000倍なのですが、20,000円を越えると2,000倍まで制限されます。さらに50万円を越えるとレバレッジは500倍になります。
要するに、50万円以上での証拠金で海外FXをスタートする人にとっては、FBSのレバレッジはそこまで魅力的ではないわけです。
口座残高によるレバレッジ制限が、FBSは他ブローカーよりも細かいので注意しましょう。
いずれにしても、少額で大きなレバレッジをかけて海外FXを始めたい人には非常に向いているブローカーです。ゼロカットシステムも導入しており追証の心配もありません。
Gemforex(ゲムフォレックス)
最大レバレッジ | 1,000倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
海外FXブローカーの中でもGemforexは、1,000倍のハイレバレッジをかけることができます。
新規の口座開設による20,000円ボーナスや入金100%ボーナス、お友達紹介ボーナスなどのプロモーションを頻繁に行っているのが特徴で、ボーナス目的で口座開設するユーザーも多いです。
それにMT4で使うEA(エキスパートアドバイザー)も豊富ですし、日本語サポートもしっかりしていて、まさに日本人目線のサービスを展開しています。※EAはMT4やMT5の環境で使えるプログラムのことです。
また、スキャルピングトレード(超短期売買)も許可されているので、ハイレバレッジ&スキャルピングの手法を考えている人には最適なブローカーだと言えます。
ニュージーランドの金融ライセンスも取得済みで、ゼロカットシステムもきっちり備えているので安心して使えます。
is6com(アイエスシックスコム)
最大レバレッジ | 1,000倍 |
最小取引通貨量 | 50通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
is6comは最大レバレッジを1,000倍まで掛けられるので、業界でも最高水準といえます。
オリジナルのシステムによる約定力(約定最速0.29秒)の高さもアピールポイントの1つで、スリッページ(ズレ)も発生しづらいです。※スリッページとは注文した瞬間の価格と約定した瞬間の価格差のことです。
新規の口座開設によるボーナスや入金ボーナスの豊富なキャンペーン。LINEでのカスタマーサポートがあるので気軽に相談も可能です。
それに、ゼロカットシステムが採用されているので、残高がマイナスになる心配はありません。ただ、金融ライセンスはまだ取得していない様子。
HotForex(ホットフォレックス)
最大レバレッジ | 1,000倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
HotForexも1,000倍というハイレバレッジで取引できる海外FX業者です。
口座の種類は全部で4種類(①プレミアム口座、②自動口座、③ゼロスプレッド口座、④マイクロ口座)あり、この中で1,000倍のハイレバレッジが適用できるのはマイクロ口座だけ。
FCAという厳しい審査で有名なイギリスの金融機関からライセンスをもらっています。
また、口座開設や入金でもらえる様々なボーナス制度があり、これから海外FXを始めようとするトレーダーには特に魅力的に映るでしょう。
ゼロカットシステムも採用しているので、追証のリスク(借金)もありません。
XM Trading(エックスエムトレーディング)
最大レバレッジ | 888倍 |
最小取引通貨量 | 10通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
最大レバレッジは他の海外FX事業者の中でもやや高めの888倍です。ただし、口座残高が20,000円を越えると、最大レバレッジは200倍になります。
XMTradingは日本人の利用者が最も多いです。また、最も審査が厳しいイギリスの金融機関FCAのライセンスを取得しているので信頼性は抜群に高いブローカーといえます。
トレーダーからの評判も良く、利用者も多いブローカーを検討している人は、XMがおすすめできます。
Tradeview(トレードビュー)
最大レバレッジ | 500倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
Tradeviewはすでに15年以上の運営実績がある古株の海外FX業者で、最大レバレッジは500倍です。
他社に負けない情報開示の高さがあり、経営陣の経歴や外部監査による監査証明、ライセンス情報などがすべて公式サイトに公開されています。
35,000ドルまでの信託保全(顧客資金の補償)があるので、最も信頼のおける海外FXブローカーの1つだといえます。もちろん、安心のゼロカットシステムがあり追証の心配も無用です。
Titan FX(タイタンFX)
最大レバレッジ | 500倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
Titan FXは2015年からサービスがはじまった新興の海外FXブローカー。最大レバレッジは500倍なので他社と比べても平均的といえます。
Titan FXもゼロカット方式が採用されているので、もしトレードで大きく負けてしまっても口座残高以上の請求がされません。
口座開設や入金による各種ボーナスはありませんが、高い約定力とプラットフォームの使いやすさがあるので、他のFX業者と併用してみて使い心地を試してみるのもいいですね。
Land FX(ランドFX)
最大レバレッジ | 500倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有※自己申告制 |
Land FXで掛けられるレバレッジは最大500倍です。
注意しなければいけないのは、ゼロカットシステムが自動では実行されず自己申告しなければいけない点。トレーダーがサポートへ申告を行った後で、マイナス残高がゼロに戻される流れです。
入金ボーナスや新規口座作成のボーナスなども随時実施しているので、チェックしておく価値はあります。ユニークなものだと、初回ロスカットからのリカバリーボーナス、10%入金ボーナスなどもあります。
iForex(アイフォレックス)
最大レバレッジ | 400倍 |
最小取引通貨量 | 750通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
iForexの最大レバレッジは400倍で、原則的に口座残高によるレバレッジ制限がないのが特徴です。
要するにいくら口座の残高が増えたとしても、掛けられるレバレッジは400倍を下回ることはありません。
iForexはFXサービスを行って20年を越える実績があります。日本語によるサポート力も高く、日本人が安心して使える海外FXブローカーの1つです。
また、ゼロカット方式があるので残高がゼロを下回ることを恐れる必要はありません。
Axiory(アキシオリー)
最大レバレッジ | 400倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
Axioryの最大レバレッジは400倍です。
約定力もとても高く、万が一倒産するレベルの事態が起きても信託保全によってトレーダーの資産全額が補償されるので安心感あるブローカーです。
また、cTraderを使えるのも特徴です。
cTraderとは、最新の取引プラットフォームのことでMT4やMT5と同じです。ロンドンにある金融会社Spotware Systemsが2011年に開発したものです。MT4ほどではありませんが、評価も高く一部のトレーダーに愛用されています。
cTraderを使いたいからAxioryで口座を作るトレーダーも多いです。もちろん、ゼロカットも採用しているので、残高がマイナスになり借金を背負うリスクもありません。
日本語のサポートにも対応しているので日本人にもおすすめできるブローカーです。
CMarkets(アイエフシーマーケット)
最大レバレッジ | 400倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
IFCMarketsの最大レバレッジは400倍です。
最大の特徴はAIG(アメリカンインターナショナルグループ)に加盟しているので、万が一の事態が起きてもトレーダーの資金はすべて補償される点です。それに、ゼロカットシステムがあり追証が発生する心配もありません。
ただ、ボーナスは実施していないので口座開設や入金ボーナスを狙っている人はひとまずGemforex辺りを検討してみるのがいいですね。
DealFX(ディールFX)
最大レバレッジ | 500倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
DealFXは2018年12月からFXサービスの提供を始めた新しいFX事業者で、最大レバレッジは400倍です。
bitwalletのアカウントで口座の開設ができるので、ビットコインだけでなくイーサリアムやリップルなど32銘柄の取引が可能になっています。
また、追証なしのゼロカットシステムがあるので口座の残高がゼロになっても安心です。
新興ながら金融ライセンスも取得していますし、他の海外FX業者で活躍していた役員を登用したりと今後の活躍が楽しみなブローカーです。
TradersTrust(トレイダーズトラスト)
最大レバレッジ | 500倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 有 |
TradersTrustは2020年で運営歴10週年を迎えるブローカー。レバレッジは最大500倍まで掛けることが可能です。
金融ライセンス取得済みで、日本語サポートもありチャットで質問ができる体制も整っています。
100%入金ボーナス、VIPキャッシュバックなどのプロモーションも行っています。追証(追加証拠金)なしのゼロカットを導入しているので、最悪のケースである借金を負うリスクはゼロです。
FXDD※ゼロカットシステム無し
最大レバレッジ | 500倍 |
最小取引通貨量 | 1,000通貨 |
ゼロカットシステム | 無し |
FXDDは2003年からサービスを提供している古参のブローカーで、最大レバレッジは500倍です。
当時はFX業者の中でも早くに日本語によるサービスを開始したことで人気を博しました。しかし、スイスフランショックでマイナス残高になったトレーダーに対してゼロカットシステムが実行されなかった問題や、意図的なスリッページが指摘された問題でユーザー離れが進んでしまいました。
つまり「ゼロカットシステムが無いので、マイナス残高になるリスクがある」ので、利用はおすすめできません。
海外FXブローカーをレバレッジの高さ以外で選ぶ3つのポイント
海外FX業者を選ぶときは、とにかくレバレッジが高いところを狙うだけでなく他のポイントや特徴もチェックしてから判断しましょう。
特に以下の3つは外せません。
- ゼロカットシステムがあるか
- 日本語サポートがしっかり機能しているか
- 金融ライセンスを取得しているか
こういった点は、海外FX初心者なら必ず押さえておきたいところです。
1.ゼロカットシステムがあるか
必ずゼロカットシステムを備えているブローカーを選びましょう。
高レバレッジだと少額の資金で大きく利益を出すこともできますが、ちょっとした相場の変動によって資金を大きく失う可能性もあります。
ゼロカットシステムは、万が一に大きな損失を受けて口座残高がゼロ以下になったとしても、そのマイナス分をFX業者が肩代わりしてくれる仕組みです。
今ではほとんどのFX業者にありますが、FXDDなど一部の事業者では採用できていないところもあるので注意が必要です。
2.日本語サポートが整っているか
海外の業者を使うため、メインの言語はやはり英語です。
でも、日本人が利用しやすいようにWebサイトが日本語になっていたり、日本語のチャットや電話サポートがあるサービスも増えています。その中には日本語サポートはあるものの、レスポンスが遅い場合もあるので要注意。
なので、少しでも安心して海外FXに取り組みたい人は日本語対応に不足がない事業者を選ぶといいですね。
3.金融ライセンスを取得しているか
できれば、金融ライセンスを取得しているブローカーを選ぶのが無難です。
金融ライセンスとは信用、市場の健全性を確保するための事業許可証です。「どこの地域でライセンスを取得するか」によって、規制の厳しさは変わってきます。
ただ、ライセンスを取得しているということは審査基準をパスしている事業者になるので、信頼性は確実に高まります。
※ライセンスの中でも、特に厳しいのがイギリスのFCA(Financial Conduct Authority)です。FCAの審査基準をクリアしている事業者はXMとHotForexです。
【海外FX初心者向け】レバレッジに関する疑問点
ここでは、海外FX初心者に向けてレバレッジに関するポイントをまとめて解説しておきます。
FXは無職の学生やフリーター、サラリーマン、主婦など誰でも少額の資金でできる投資です。
もちろん途中で挫折して敗退していくトレーダーも多いのですが、堅実に積み重ねれば将来的に大きな資産を築くことも不可能ではありません。
「少ない資金で大きく利益を積み重ねられる」それを可能にするのが、まさにレバレッジなのです。
レバレッジ(leverage)
レバレッジとは英語でテコの原理(leverage)を意味しており、少ない資金で大きな投資を可能にしてくれる仕組みのこと。
例えばFX口座に入っている資金が10万円でも、3倍のレバレッジを掛けることで30万円分のトレードができるわけです。
ただ、逆に損失によるダメージも大きくなるのでリスクも兼ねているのを忘れてはいけません。ですから、口座に入っている資金(証拠金額)によって、掛けられるレバレッジの率は変化します。
海外FXのハイレバレッジにも制限がある
例えば最高の3,000倍をアピールしているFBSですが、3,000倍のレバレッジを掛けられるのは、口座の残高が20,000円(約200ドル)までです。
※口座残高によるレバレッジ規制は、各ブローカーごとに異なるので、口座を開設する際にチェックしておきましょう。
大きな損失を回避するためにもレバレッジの率は証拠金額によって変化させているのです。FBSだけでなくほとんど海外FXブローカーで同じことがいえます。
でも、そうだとしても数100倍のレバレッジをかけられるので国内FXは足元にも及びませんけどね。
日本国内FX業者のレバレッジが低い理由
国内FXにおいてレバレッジが低い理由は、投資家保護のためです。
以前は400倍までレバレッジを掛けられていましたが、無理なトレードを行って借金を背負ったり、破産する人が多かったためにレバレッジが50倍に抑えられ、やがて25倍までに制限されることになりました。
当時はまだまだ日本のトレーダー水準が低く、資金管理も下手だったことが予測できますね。
わずか数年でレバレッジ規制は厳しくなっているので、これから先も状況によってはレバレッジがさらに低くなる可能性が十分ありえます。
海外FXブローカーは信用できるのか
たしかに、かなりのハイレバレッジだから「信用できるのかな?ちゃんと出金できるの?」と不安に思う人もいるはずです。
でも、海外FX事業者もしっかりとした企業であり、単に日本の金融庁に登録されていない事業者というだけです。
違法性もまったくありませんし、出金対応にも迅速に応じてくれます。
各事業者の評判や口コミが気になる人はコチラもチェックしてみて下さいね。
海外FXのレバレッジが高い理由
国内FXのレバレッジが低くなったので、海外FX業者のレバレッジが高く見えるだけです。
海外業者は日本の金融庁の規制を受けないので、高いままでトレードが可能になっています。そもそもレバレッジが高くなっている理由は、FXの事業者にとってはレバレッジを掛けても掛けなくても利益はそこまで変わらないからです。
海外FXはすぐに資金が溶けてしまうリスクもありますが、ゼロカットがある分資金がマイナスになってしまうリスクはありません。
まとめ:海外FXはレバレッジだけで判断するのはリスクあり
レバレッジの高さだけでなく、金融ライセンスの有無、ゼロカットシステムが採用されているか、日本語サポートの評価に注目して業者を選ぶのが重要です。
国内FX業者とは違い、海外FX業者はどこも非常に高いレバレッジが設定できます。
ハイレバレッジの海外FXは
- 少ない額で大きな利益を得られるチャンスがある
- ゼロカットシステムがあり、借金を背負うリスクがない
これら2つのメリットはかなり大きいです。
「なるべく少ない投資額で大きな利益を出したい人」や「証拠金以上のリスクを背負いたくない人」には海外FXは魅力的な方法だといえますね。それに「国内FXだとレバレッジが低すぎる…」というFX経験者もいます。
(ちなみに、国内FX業者だとレバレッジは最大でも25倍まで、それにゼロカットシステムがないので、場合によっては借金を背負うリスクもあります。)
ただし、海外FXの高レバレッジは少額の資金で大きく利益を出すこともできますが、ちょっとした相場の変動によって資金を大量に失う可能性もあります。
今回紹介した海外FXブローカーはいずれもゼロカットシステムを採用しているので、口座の資金がマイナスになることは避けられるので最悪のシナリオは避けられます。
つまり、どんなに損失が出たとしても、借金を背負うことがありません。
まずは自分に合いそうな海外FX事業者を1つだけ見つけてみましょう。ちなみに口座開設にかかる手数料は無料です。
※口座開設や入金ボーナスを狙うならGemforex
※日本人トレーダーが多く利用していて評判が良いブローカーならXM
※20年以上の運営実績がある安心のブローカーを選ぶならiForex